8月10日は聖ロレンツォ(サンロレンツォ)の日です。
フィレンツェのサンロレンツォ教会では、その夜、集まった人々に
スイカとパスタが配られます。


さてさて、サンロレンツォ教会は、4世紀にミラノの司教によって献堂され、
その後、メディチ家の礼拝堂やミケランジェロ製作のラウレンツィアーナ
図書館が増築され、いまでは、フィレンツェを代表する教会のひとつとなりました。
祭られているサンロレンツォは、3世紀中頃、キリスト教徒迫害時代に
ローマ法王に仕えていました。
法王が首を切られて殉教すると、教会の財産を貧しい人々に与え、
皇帝に献納しなかったため、皇帝の怒りを買い、火刑に処せられたとのこと。
その際、信仰の厚いサンロレンツォは、金網の上で焼かれつつも
“こちら側はもう焼けた。反対側はいいのか?”と平然と話したとかなんとか・・・
教会内左手には、火中のサンロレンツォを描いた大きなフレスコ画があり、
多くの観光客が見入ってます。
前置きが長くなりましたが、その彼の絵がファサードを飾り、


お昼にコンサートが開かれます。
夜の賑わいを激写してみました。


山摘みになったスイカをすぱすぱっと切っていくおじさん。
大きなフライパンの中で、パスタを混ぜるお兄さん。

出来上がった熱々パスタとあま~いスイカを群がる人々に配る人たち、
ちなみに、彼は、アレッサンドロ。

いつもは、中央市場の八百屋さんです。
私はいつも土曜日に彼のお店に買いだしに行ってます!
そういえば、ペルセウス座流星群が来るのもこのころです。
イタリアではサンロレンツォの夜に見る最初の流れ星に祈願すると
願いがかなうといわれています。
今年は7つも流れ星を見たと友人が言ってました。
フィレンツェの夏の風物詩です。
写真・文 OKI TOMOKO

フィレンツェの空の玄関口となるフィレンツェ・ペレートラ空港(アメリゴ・ヴェスプッチ空港)は
フィレンツェ市の北西にあり、中心地からシャトルバスで約20分ととても近く便利です。
シャトルバスはフィレンツエ中央駅近く(SITAバスターミナル発、駅前、LAZZIバスターミナルの)
3箇所から、30分に1本。チケットは車内で購入可、4.5ユーロ。
日本へは、イタリア国内およびヨーロッパの主要地乗り継ぎでの利用となります。
(ワンポイントアドバイス① 乗り継ぎではロストバゲージの心配も時々ありますので、
貴重品や到着後すぐに必要なものは必ず手荷物で!!)
出発ロビー入口を入ると目の前にはアリタリア以外の各社チェックインカウンターが並んでいます。
アリタリアのみ2階ロビーにカウンターがあります。

また、入口のすぐ横にはタックスフリーのコーナー。
タックスフリーの手続きはEU最後の出発時で行うのが基本ですが、
機内預けの荷物に商品を入れる場合、フィレンツェの空港でも手続きできます。
(ワンポイントアドバイス② 商品一つ一つ提示を求められる場合がありますので、
すぐに取り出せる場所に入れておくとスムーズ)

出発ゲートへはこの階段か横のエレベーターで2階に上がります。
セキュリティチェックをしてからゲートへ進みます。

昨年リニューアルして、以前は地方の鉄道駅のように(?!)小さかった出発ロビーも
キレイになって、セキュリティゲートを過ぎたあとにも、バールやショップ、免税店などができました。
一方、フィレンツェ空港到着便で利用の場合、空港から市内へ行くには、
到着ホール出口を出て建物に沿って右手に歩いていくと、
タクシー、シャトルバスの乗り場があります。
(ワンポイントアドバイス③ タクシーの料金には、スーツケースなど荷物の数、
また、深夜、祝祭日などで追加料金がかかるので、ケースバイケースです)

シャトルバスはタクシー乗り場より、建物から少し離れています。

コンパクトに必要なものが揃っているので、大きな空港よりむしろ便利?!なフィレンツェ空港。
絶対に迷うこともありませんし、ね!
ちなみに、フィレンツェ空港の別名、アメリゴ・ヴェスプッチは、
アメリカ大陸を新大陸として発表し、大陸の名前(アメリカ)となった
フィレンツェ出身の探険家の名前に由来しています。
文 JUNKO TADA & SATOKO CHIHARA
写真 JUNKO TADA