食の国 イタリア~パンツァーノのワイン祭り~
イタリアもこのところ秋らしい気候となってきました。暦の上でも秋到来ですよね。
太陽を愛して止まないイタリアの人々は、夏が終るとメランコニーを感じて
寂しくなるのだとニュースで言っていました。
けれども、秋には秋の魅力が溢れていますよね。
トスカーナでは、今まさに、ワインを造るための葡萄の収穫の時期です。
この時期には、各地で色々な催しものがあります。
先週、フィレンツェからバスで約1時間ちょっとのキャンティ地方に
行ってきました。
目当ては、パンツァーノ(PANZANO)という町で行われたワイン祭りです。
毎年、この時期の週末に開催されていて、地元のワイナリーがブースを出し、
試飲ができるのです。まずは、グラスを購入。そのグラスを持って、
自分の好きなブースへ・・・
「Posso assaggiare questo? (これを試したいんですが)」とボトルを指差せば、
試飲させてくれるのです。普段は高価で飲めないスーパータスカン
(イタリア語では、スーぺルトスカーナと言います。)もお味見できたりするので、
ワイン好きには見逃せない、楽しいお祭りです。
中央駅横にターミナルがあるSITAという中距離バスを利用すると便利です。
この日は、お天気も最高で、周りのぶどう畑もオリーブ畑もキラキラ輝き、
トスカーナの秋の魅力を120%放っていました。
ワインの試飲だけでは飽き足らず、この町にあるレストランのテラスで
ランチも楽しみました。メニューをちょっとご紹介・・・
左-キャロットスープ 中-鴨肉のバルサミコ酢風味 右-ポテトの付け合せ
(いつも食べ物ネタばかりという気がしますけど、、、美味しいんですから
仕方ないですよね)
レストランのお食事も満足、食後はまた試飲会ブースに戻りました!
ちなみに、この町にとても有名なお肉屋さんがあります。
数年前、狂牛病が流行って、フィレンツェ名物ビステッカ・アッラ・
フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)をレストランで出してはいけないと
発表された際、肉をこよなく愛するこの店のオーナーが
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのお葬式をしたというのは、
地元で有名な話です。
それも解禁になり、今はビステッカが食べられますのでご安心を。
文・写真:MARI OKADA

