Benvenuti in Italia!

2008年01月

イタリア安全対策 第一弾「スリ」

見どころがいっぱい、食べるものも美味しく、ファッションやインテリアがオシャレで
ショッピングも楽しいイタリア!
というわけで、今まで楽しいことをいろいろご紹介してきましたが、
そんなイタリア旅行を、最初から最後まで楽しんでいただくために
安全対策についても、少しずつご紹介していきたいと思います。

第一弾の今回は「スリ」について。

イタリアでは、スリや置き引き、ひったくりは常に日常と隣り合わせ。
こちらに長く住んでいても、混んだバスに乗るとき、人込みを通るとき、
人通りの少ない道を一人で歩くときなどは、いつもちょっと緊張しています。

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       バス停でバスを待つ人たち。イタリア人は並ばないのでごちゃごちゃ

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       フィレンツェ中央駅近く、UNITA広場のバス停はいつも大混雑


具体的には、バッグの開け口に手をかけたり、自分の方へ引き寄せたり、
道を歩く時は、車道とは逆側の手にバッグを持ち替えたり。
なんとなく、気になる(あやしい)人がいたら、一旦立ち止まって追い越させる…などなど。

といっても、実は過去2回ほど、ヒヤっとした経験があります。

1度目はフィレンツェ郊外の小高い丘フィエーゾレへ向かう市バス(ATAF)7番線内で。
このバスは、観光客が多いのでそれを狙うスリも多いというウワサの路線。
日本から来た友人を案内していて、ついオシャベリに夢中になったとき、
肩にかけていたリュックがツッと軽く引っ張られる感覚がして思わず振り返ると、
なんと私の貴重品入れを手にしたスリと目があってしまった!
(お財布や携帯などを小さなポーチに入れて、リュックの紐にひっかけてあったのです)
まさか紐がついてると思っていなかったスリのほうもビックリで、すんなり返してくれましたが
とても怖い思いをしました。

2度目は、朝、フィレンツェの駅からドゥオモに向かうバス通りを歩いていたとき。
バスを降りて、車内では手にもっていたリュックを背負って歩きはじめると、
なんだか私のナナメ後ろをぴったり歩く若い男。接近しすぎでは?? 
なんとなくあやしいので、信号を待つふりをして立ち止まり男を見送りつつ、
リュックを肩からおろすとリュックの口の紐がゆるんでいてビックリ。

どっちも、未遂ですみましたが、いつもなら気をつけているのに、
たまたまウッカリした一瞬の出来事でした。

観光中、ショッピング中には、つい夢中になって自分の手荷物に
不注意になってしまうこともありますが、気をつけてくださいね!

都市間を移動する際に便利なユーロスターなどの長距離列車ですが、
多くの人が行きかう駅も注意が必要です。

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       フィレンツェ中央駅の切符売り場/ホームへ向かう人の群れ


切符を買ったり、買った切符に刻印したり、列車の発着情報を見たり、
慣れない駅で、しなければならないことはたくさん。おまけに手には複数の荷物。
どうしても、注意が散漫になりがちなのは、スリも知っています!

スーツケースの上に置いた荷物や、足元に置いたはずの荷物が
突然消えてしまったりすることのないように、自分の荷物からは手を離さないのが鉄則です。

また、最近多く聞くのが、ユーロスターなどの列車に乗り込む際の被害。
こちらの駅はホームが低く、列車は2、3段のステップを上って中に入ります。

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       ユーロスター/ユーロスター出入口


その狭い入口で、囲まれたり挟まれたり…。
後ろの人にギュウギュウ押されたりしたときなどは要注意です。

近ごろは、スーツケースなど大きな荷物を「手伝ってあげましょうか」など声をかけてきたり
「こっちから乗るといいよ」など入口を指定してきたり、親切さを装って近寄ってくる
図々しい輩もいるようです。
(もちろん、本当にただ親切な人もいるので、いきなり叫んだりしてはいけませんが!)

声をかけてくるスリは単独ではなく、(一人が声をかけ、注意をそらし、別の人が盗む…)という、
2人以上のグループの場合が多いので、周りの状況にもよく注意してください。

無事、列車に乗り込んだら、荷物はすべて自分の目の届く範囲に。
貴重品は必ず手元に。
ユーロスターでは出入り口付近に荷物置き場がありますが、
途中駅での停車時など、発車間際の置き引きには特に注意してください。
列車が無事発車するまでは、自席に座らず荷物に目を光らせているイタリア人も(私の夫です…)。

スリにあわずに楽しいイタリア旅行を!

文:SATOKO CHIHARA
写真:MASUMI YASUTOMI

べファーナが街にやってきた!

クリスマスが終わって、1月になると、街のあちこちに登場するこの人。

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子どもたちに大人気のべファーナ(Befana)です。

正体は、1月6日の主顕節(エピファニアEpifania)の前夜に、ホウキに乗って飛び回り、
煙突から、子どもたちにプレゼントを配るという、伝説のおばあさん。
そのため主顕節は、イタリアでは親しみを込めて「べファーナ」とも呼ばれています。

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                         こんな可愛いベファナも!?

イタリアの子どもたちは、1月5日の晩、暖炉の前にプレゼントを入れてもらう靴下をつるして眠ります。
よい子の靴下にはオモチャやキャンディーやチョコレートなど子どもの大好きなもの、
悪い子の靴下には「炭」が入れられるのだとか・・・。

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              奥に写っているのが、木炭ソックリの砂糖菓子
              ホントの炭じゃあまりにもかわいそうですものね!

もともと主顕節は、クリスマスの12日後(1月6日)、キリスト礼拝に、
はるばると遠い国からやって来た「東方の三博士」が、キリストのもとに到着したという日。
日本ではあまり知られていませんが、キリスト教では重要な祝日で、
キリストの存在が公になったことを意味します。

www.thebiblerevival.comclipart46.htm.jpg
                     Jesus and the 3 Kings

さて、べファーナと主顕節の関係がイマイチわからなかったのですが、
今回調べてやっとわかりました!

三博士が旅の途中、道を聞いたのがべファーナ。
べファーナは親切に道を教えますが、一緒にお祝いに行こうという彼らの誘いは、
とても忙しかったので断ってしまいます。
後悔し、慌てて贈り物を持って追いかけましたが、間に合いません。
そこで、あちこちの家を訪ねては、どこかにキリストがいると信じて、
その家の子どもに贈り物を置いていくのだそうです。

クリスマスからのお祭りも、この主顕節で一段落。
こうして、12月初旬から長く街を彩っていた、ツリーやイルミネーションも取り払われます。
イタリア人は「主顕節がすべてのお祭りを連れ去る」といいます。

少し淋しいですって・・・? とんでもない!
べファーナが去ったあとには、セールが始まるのですから!(大人はこっちが楽しみ?)
今年のフィレンツェのセールは1月7日(月曜)からです。
お見逃しなく!?


写真:OKADA MARI
 文 :CHIHARA SATOKO
    & OKI TOMOKO

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます

2008年の元旦、フィレンツェには澄み切った青空が広がりました。
素敵な一年のはじまりの予感です…

firenze%2001012008.jpg

おかげさまで、今年はフィレンツェ店オープン10周年を迎えます。
これまでのご愛顧を感謝いたしますとともに、
今後ますます、皆様のお役にたてますようサービスの向上につとめて参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

フィレンツェ店 スタッフ一同

写真 : MARI OKADA